飲食店事業者の中には、Googleマイビジネスを利用したGoogle マップの上位表示対策、通称MEOの代行業者を検討されてる方もいらっしゃるかと思います。
しかし、知識がないとどこの会社に依頼していいのか分からない、安易に依頼したところ十分に効果が望めないこともあります。
この記事では、上場企業を含む飲食店に特化したWebサービス支援をしているParaWorksが、独自の視点からGoogleマイビジネス等のMEO代行業者の見分け方のポイントをご紹介します。
※Googleの仕様は定期的に更新され、記事は2020年3月時点のものです。
1.押しの強い営業だが、具体的な施策の説明がない
「独自のノウハウ」「AI(人工知能)を活用した」「ビッグデータ」など一見すごそうな言葉を並べて、「具体的に何をどうするのか」についての説明がない会社には注意が必要です。
具体的な手法について聞くと、ビジネス情報の登録やGoogleマイビジネス上での投稿など、簡単な内容で誰でもできる作業のことがあります。
契約直後に多少の情報入力を行った後、継続的な運用フォローがないケースも多く存在します。MEOという言葉を使ってる代行業者には「自社のMEOとはこういうもので、何をするためのツールで、こういうことができます」等と具体的な説明ができるかを確認しましょう。
お金だけ支払い、業務は全て丸投げしてしまっていて、具体的に何をしてるのか分からない業者には要注意です。
2.Googleのガイドラインを違反した対策を行う
・自社で作成したGmailアカウントで投稿を繰り返し、ローカルガイドレベルを上げたうえで偽のクチコミ投稿を入れる
・店名に業態名などのキーワードを入れて検索にひっかかるようにする
・WEBに落ちている外部の写真素材を集めて写真投稿枚数を増やす
上記は短期的には上位表示結果が上がる可能性のある施策です。
しかしながら、Googleのガイドラインでは禁止されている行為で、短期的な施策を繰り返しているとアカウント停止などの危険もあります。
アカウントが停止したら復旧がとても難しいこともあり、あらかじめリスクを伝えない業者も存在することを認識しておきましょう。
①で説明した通り、具体的な施策やリスクについて把握しておく必要があります。
アカウントが停止した際、損害を受けたり責任を負うのはMEO代行業者でなく飲食店事業者である依頼者です。
3.「成果報酬だから安心」は実は危険かも!?
「成果報酬なら、結果が出たときに料金を支払えばいいから信用できる」と思ってしまいすが、実はこの考え方が危険なこともあるのです。
検索結果は、パソコン、スマホなどのデバイスや、検索キーワード、位置情報、時間帯によっても変化しますが、上位表示されている設定の画面を見せて「上位表示されているので成果報酬をいただきます」という会社も存在します。
例えば、渋谷で居酒屋「渋谷の酒場」を経営してる店舗の場合、お店の前で店名「渋谷の酒場」と検索したら、上位表示される可能性は非常に高くなります。
しかしオーナーさんの希望は、「渋谷駅を降りてすぐ、駅周辺の施設などから検索をしマップ上で上位に表示され、1人でも多くの方が来店する」ことです。
検索結果は「いつ、どこで、何のキーワードで検索されたのか」が重要になってくるのです。
4.Google マイビジネス代行業者の見分け方まとめ
- MEO代行業者によるツールやフォロー内容などの具体的な施策の説明がない
- Googleのガイドラインに違反した対策を行う
- 「成果報酬だから安心」は実は危険
上記3点が、MEO代行業者の見分け方です。
ご参考になれば幸いです。
また弊社では、MEOを含む飲食店に特化したWeb集客サービスを提供しています。
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