Googleのナレッジパネルに新たに「関連項目」表示が追加
Googleは、一部のナレッジパネルに「See Also」という項目を表示しています。
これは、既に表示されている、「他の人はこちらも検索」などで見られる関連検索と類似しています。
試しに、Googleモバイルで「堀江貴文」と検索してみたところ、「関連項目」というセクションに「石丸伸二」が表示され、日本語環境でも実装されていることが確認できました。
「トヨタ自動車」で検索すると、国内外の自動車メーカーが10社以上表示されました。
他にも何件か有名な人物や企業で検索してみましたが、表示されたりされなかったり、表示件数や内容も人物から企業HP、関連語句まで、様々でした。
記事によると、ここに表示される項目は、ウェブ上の情報に基づいて日々変化しているようです。
参照:https://www.seroundtable.com/google-knowledge-panels-see-also-37458.html
GoogleビジネスプロフィールにSMSとWhatsAppを追加できるように
Googleビジネスプロフィールのメッセージ機能が7月末に終了することは、先月の記事でお伝えしたとおりですが、Googleはこれに代わる機能として、SMSとWhatsAppの活用をサポートするようです。
SMSは電話番号を使って送受信できるメッセージ、WhatsAppはMeta社が所有するメッセージアプリです。日本ではLINEが普及しているためあまり認知されていませんが、世界で最も利用者が多いメッセージアプリです。
画面は、米国のもので、Googleビジネスプロフィールの管理画面、プロフィール編集の部分を切り取ったものです。
電話番号の下に「chat」という項目があり、SMSの番号または、WhatsAppのリンクを追加できるようになっています。
Googleのヘルプページにも新たなチャット機能として、SMSとWhatsAppの設定方法についてすでに紹介されており、一部の地域で正式に運用を開始しているようです。
日本語環境では今のところまだ開始していないようです。
参照:https://www.seroundtable.com/google-business-profiles-chat-with-sms-whatsapp-37500.html
GoogleビジネスプロフィールのQ&Aが表示されないバグが発生
GoogleのビジネスプロフィールのQ&Aが見られない事象が多数報告されています。
過去の質問が見られない、新しく追加した質問が見られない、全ての質問が見られない、質問を投稿できないなど、バグが発生しているパターンは様々のようです。
あるアカウントでは、Q&Aに入ると “現在利用可能な質問はありません “と表示されたようです。
日本語環境での状況を確認しましたが、Q&Aが表示されないという事象は確認できませんでした。
参照:https://www.seroundtable.com/google-business-profile-hidden-questions-answer-37519.html
【米国】鍵屋業者のプロフィール更新リクエストを再開
Googleは6月初旬まで、鍵屋業者のビジネスプロフィールのリスティング表示や更新リクエストを停止していましたが、現在は処理が再開されています。
※こちらは米国での事象です、日本ではこのような状況は確認されていません。
記事によると、この停止措置はスパム対策のためだったようです。
鍵屋業者のローカルスパムは、Googleが対処するGoogleマップスパムの中でも対処が難しいものの一つだそうです。
参照:https://www.seroundtable.com/google-business-profiles-locksmiths-reinstatements-37537.html
ローカルパックを5つ表示するテストを実施
Googleは、ローカル検索結果の上位に表示される店舗リスト、いわゆる「ローカルパック」の表示店舗数を、試験的に従来の3つから5つに増やしているようです。
実はこのテストは2021年にも行われており、生成AIを導入したSGE(Search Generative Experience)を使った検索結果でも5つ表示されていました。
2015年以来、このローカルパックは常時3つ表示されてきたため、「3パック」と呼ばれてきました。
Googleはこれまでにも何度かローカルパックの表示数を試験的に変えており、2021年には2パック、10パックの表示が確認されたことがあります。
参照:https://www.seroundtable.com/google-local-five-pack-37542.html
ビジネスプロフィールにQRコード表示をテスト
Googleは、PC版Googleマップのビジネスプロフィール内にQRコードを表示するテストをしてるようです。
QRコードはアクションボタン(ルート案内、保存、共有など)の右側に表示されています。
表示は一部の環境に限定されているようで、日本語環境での表示も確認できていませんでした。
PCで閲覧しているプロフィール情報をモバイルに転送したい場合の手間が省けるでしょう。
参照:https://www.seroundtable.com/google-maps-qr-codes-business-profile-listings-37538.html
Googleマップ一覧内写真に説明を追加
Googleは、Googleマップの店舗一覧の写真にラベルと説明を追加するテストを行っているようです。
これは、店舗一覧画面内のカルーセル表示とビジネスプロフィールの詳細ページの両方で確認できています。
※日本語環境での表示は現時点で確認できませんでした。
参照:https://www.seroundtable.com/google-local-business-profile-photo-labels-37556.html
Googleビジネスプロフィールで作成したウェブサイト 完全に終了
Googleビジネスプロフィールで作成したウェブサイトが、3月で利用できなくなることは以前より告知されていましたが、ついに完全にページにアクセスできなくなったようです。
URLにアクセスしようとすると、404エラーの画面になってしまいます。
参照:https://www.seroundtable.com/google-business-profiles-websites-now-404-37566.html
【Googleマップユーザー向け】虚偽のエンゲージメントに関するポリシー記載を更新
Googleは、Googleマップユーザーの投稿コンテンツに関するポリシーを更新し、「虚偽のエンゲージメント」に関して、より詳細に記載しています。
上が古いもの、下が新しいものです。
日本語版も新しい記載になっており、内容を確認したところ、特別新しい内容の追加はないようでしたが、禁止されている行為の内容が、より具体的に分かりやすく記載されています。
https://support.google.com/contributionpolicy/answer/7400114?hl=ja&sjid=7673329461953760934-AP#
具体的な禁止行為には以下のようなものがあります。
①実際に来店していないお店やサービスに投稿する(いわゆる「サクラ」行為)
②インセンティブと引き換えにクチコミを依頼する。または受け取って投稿する
③好意的なクチコミを依頼する、投稿する
④競合他社の評判を故意的に下げる行為
このような行為が発覚した場合は、対象の投稿が削除されるだけではなく、ビジネスの管理者側にペナルティが課されることがあるので注意が必要です。
参照:https://www.seroundtable.com/google-maps-updates-fake-engagement-policy-37570.html
【飲食店向け】GoogleマップのメニューPCでも表示できるように
主に飲食店で利用できる、Googleマップの「メニュー」機能はこれまで、モバイルアプリでのみ表示されていましたが、今回PCでもメニューが表示されていることが確認されました。
日本語版でも、Googleナレッジパネル、Googleマップの両方で表示が確認できました。
さらにPC版では、登録したメニュー画像と共に表示されています。
ナレッジパネルの表示:
Googleマップの表示:
メニューは、主に飲食店に標準で備わっている項目ですが、これまで何年もモバイルでしか表示できませんでした。ようやくPCでも表示されるようになり、写真も掲載されるので、嬉しいアップデートです。
参照:https://www.seroundtable.com/google-local-panels-menu-button-37580.html
【米国】Googleマップのピンを競合により移動される事例が多数発生
数か月前に、Googleマップのピンの位置が移動してしまうバグが発生している、という報告がありましたが、その後これがバグではなく、スパムやハッキングの可能性が高いことが分かってきました。
何者かがマップの位置を移動し、その結果、ローカルランキングの低下、プロフィールが停止措置になってしまう場合もあるようです。
※ピンが移動された例。170km離れた場所にピンが立っている。
Googleマップの情報の一部は、ビジネスのオーナーだけでなく、一般のユーザーでも編集・変更することができます。
マップのピンの場所もユーザーが変更できる項目になっています。
このことを悪用し、競合他社等が故意的にピンの場所を遠く離れた場所に変更してしまうのです。
本来とは違う場所に設定されてしまったために、エリアワードで検索しても一向に表示されないばかりか、最悪の場合、Googleに不審なアクティビティだと判断され、プロフィールの停止措置という最悪のペナルティを負ってしまう場合もあるようです。
現時点で、Googleはこの問題に対する具体的な対策を講じていないようです。
また、ピンの位置が変更されてもGoogleからの通知はないため、定期的に確認する必要があります。
※故意的にプロフィールを改ざんする行為は犯罪で、日本でも実際に立件された事例が多数あります。
参照:https://www.seroundtable.com/google-map-pin-hack-rankings-drop-suspension-37592.html
Google広告でマップへの表示を開始
Googleは、Google広告の一部ユーザーに対して、近日中に広告がGoogleマップ上に表示されるようになると告知しました。まずはiOS版のGoogle Mapsアプリから始まり、その後他のプラットフォームやサーフェスにも拡大される予定だそうです。
マップへの広告表示にあたっては、ユーザー側で必要な操作や新たな情報提供の必要なく、また課金や入札の方法も既存の方法と同じです。
もし、広告をマップ上に表示させたくない場合は、広告の配信設定を完全にオフにする必要があり、マップへの掲載のみを選択して非表示設定にすることはできないようです。
参照:https://www.seroundtable.com/google-maps-local-service-ads-37602.html
Googleマップの説明文にAI要約を使用
Googleは、Googleマップのビジネスの概要説明欄を記載するために、AI Overviewsを使用しています。
Googleは既に、ビジネスプロフィール管理画面の編集機能で、AI要約の内容をコピーできる機能を採用しています。
そのため表示内容が重複することもありそうです。
※日本語環境では、このコピー機能は利用できません。
AI要約によって作成された概要説明は、ウェブ上の様々な情報をGoogleシステムが収集し、自動で反映しているものです。表示する、しない及び表示内容や文面を任意で変更することは原則的にはできないようです。
参照:https://www.seroundtable.com/google-business-profiles-with-ai-overviews-descriptions-37606.html
Google広告の自動リード審査プロセスを導入
Google広告は、ローカルサービス広告に自動リード審査を導入すると発表しました。
これは、手動による処理方法に取って代わるもので、今後はAIを使用して審査を行います。
2024年7月より、すべての広告ユーザーに対して自動的に新しい審査プロセスに移行するそうです。
一方で、これにより手動で審査をリクエストすることができなくなるようです。
この変更は、広告ユーザーの時間を節約し、広告クレジットをより公平に分配することを目的としており、特にリソースが限られている広告主に恩恵をもたらすとしています。
一部の広告ユーザーが多くのリードに対して意義申し立てを行ってきた一方、多くのユーザーは、どのリードに対しても意義申し立てを行ってきませんでした。
今後これらが自動的に審査され、無効なものが除外されるようになれば、広告ユーザーにとってはメリットになると考えられています。
Googleは、「今回の導入により、多くの広告主がこれまでと同等またはそれ以上の見込み客を獲得できると予想している」とのことです。
参照:https://www.seroundtable.com/google-automate-local-services-ads-lead-credits-37617.html
ビジネスプロフィールのオーナー確認に新オプションが追加
Googleビジネスプロフィールのオーナー確認のプロセス内に新しいオプションが追加されました。
これにより、オーナー確認のプロセスがスムーズになることが期待されます。
入力フォーム内、名前や連絡先などの事項に続いて、「店舗外観の写真」「店舗周辺の写真」「光熱費の請求書」などのデータを店舗できるフィールドが追加されています。
日本語環境でフォームはまだ確認できていません。
参照:https://www.seroundtable.com/google-business-profile-verification-status-tool-new-fields-37611.html
メニューと混雑状況が表示順位に与える影響について
レストランの人気メニューや混雑具合が、Googleマップの表示順位に影響するようだ、という報告がありました。
あるMEO担当者が検証した内容を紹介しています。
彼女によると、ユーザーがある料理名を検索したときに、その料理をビジネスプロフィールのメニュー項目に登録しているお店が上位に表示されたそうです。
混雑具合については、ランチタイム等、特定の時間に混雑している店舗は、混雑していない店舗より上位に表示されていることが分かりました。
参照:https://www.seroundtable.com/menu-items-popular-times-are-google-local-signal-37642.html