<ビジネスプロフィール管理者向け情報>
【海外】ビジネスプロフィールとLSAの連携を開始
Googleビジネスプロフィールとローカルサービスのアカウントの連携を正式に開始したと、広告主に通知されました。
これにより、顧客からのクチコミは今後全てビジネスプロフィールからのみ投稿されることになります。
これは昨年から告知されていた内容ですが、今回正式に運用を開始したということでしょう。
昨年Googleは、この2つの連携を通知し、LSAの広告主に対してビジネスプロフィールアカウント取得を求めています。
主な目的は、「偽レビューやスパム広告問題への対策」「顧客のユーザビリティ、UX向上」の2点だとされています。
※Googleのローカルサービス広告は現時点では日本では提供されていないサービスです。
(主なサービス提供国:アメリカ合衆国、オーストリア、ベルギー、カナダ、フランス、ドイツ、アイルランド、スペイン、スイス、イギリス)
参照:https://www.seroundtable.com/google-business-profile-associated-with-local-service-ads-39019.html
管理画面からクチコミ依頼QRコードを直接取得できるように
Googleビジネスプロフィールの管理画面から、クチコミ依頼用のQRコードを取得できるようになりました。
「レビューを依頼」ボタンから入ると、QRコードが表示されています。
以前はリンクのみ表示されており、QRコードは自分で作成する必要がありました。
参照:https://www.seroundtable.com/google-business-profiles-qr-codes-reviews-38996.html
【海外】AI Overvies(AI概要)をローカルパックの形式での表示をテスト
Googleは、AI Overvies(AI概要)の結果をローカルパックの形式で表示するテストを行っています。
SGE (Search Generative Experience)の開始当初から、Googleはローカルパックの代わりにAI概要を表示したり、AI概要とともにローカルパックに5つのビジネス(本来は3つ)表示させたり、いくつかのテストを行ってきました。
画面を見ると、生成AIによる情報だと分かりますが、上部には地図が付いており、まるでローカルパックのように表示されているのが分かります。
このすぐ下には通常のローカルパックが残っており、その下にオーガニック検索結果と続いています。
この表示は現在テスト段階のようで、日本語環境での表示は確認できていません。
参照:https://www.seroundtable.com/google-ai-overviews-local-pack-39062.html
【海外・不具合】レストラン予約システム Googleアシスタントへの自動更新で予約不可に
Googleがレストランの既存の予約システムをGoogleアシスタントの自動通話機能に置き換えた結果、予約ができなくなる問題が報告されています。
具体的には、レストランがオンライン予約システムを採用している場合でも、Googleが予約リンクをGoogleアシスタント経由での予約に変更し、レストランへ電話発信し予約を試みます。
ところが、レストランが電話に応答できない場合、Googleは予約不可と判断し、ユーザーにその旨を通知します。
ビジネスオーナーが設定したものではなく、Google側が勝手にアシスタント経由の予約に変更した結果生じた不具合です。
その後お店側でGoogleアシスタントをオフにし、予約システムが復活するのを待ちましたが、「このお店は一時的にGoogle経由の予約を停止しています」との表示が出て、再度の予約が取れなくなりました。
これはとてもありがた迷惑な挙動です。
日本では、Googleアシスタントによる予約機能はまだ実装されていません。
Googleアシスタントではないですが、予約システムに関しては過去に、Googleが食べログなどの予約媒体と勝手に連携設定を行い、予約が入る設定にしている例が日本でも報告されています。
手数料が自動的に発生してしまうので、飲食店からは不満の声が上がりました。
このように、Google経由の予約に関しては、Google側の挙動が安定しておらず、ビジネスオーナーやユーザーにとってメリットのない操作が行われることがあります。
参照:https://www.seroundtable.com/google-hijacks-restaurants-booking-system-39070.html
【海外】ビジネスプロフィールに「子供向け」アイコンが追加
Googleビジネスプロフィールの表示内に初めて「子供向け施設」であることを示すアイコンの表示が確認されました。
レストランやホテルのプロフィールで確認されているようです。
プロフィールの属性内で、子供に関する情報を設定する部分があります。
この設定と今回の表示が連動している可能性もありますが、現時点では確証はありません。
ユーザーのクチコミなどと連動している可能性もありそうです。
参照:https://www.seroundtable.com/google-business-profile-good-for-kids-39058.html
【修正済み】ビジネスプロフィールの再認証要求が発生するバグ
3月の中旬頃、Googleビジネスプロフィールにおいて、オーナー確認の再認証が大量に発生する事象が報告されました。
これはバグによるもので、3月20日にGoogle側で対応し、現在は解決済みです。
参照:https://www.seroundtable.com/google-business-profiles-fixes-reverification-bug-39100.html
再審査請求 依然として遅延中
先月から、Googleサポート対応の遅れが報告されていますが、3月24日時点においても遅延状態が続いているようです。
原因は請求の件数が非常に多いことだそうで、どのくらい時間がかかるのか、回答ができないということです。
また、注意点としてGoogleは、再審査請求中に同じプロフィールを新たに作成するのは控えて、Googleの対応を待つように付け加えています。
現時点で通常に戻る目処は立っていません。
参照:https://www.seroundtable.com/google-business-profiles-appeals-delayed-39113.html
【海外・解決済み】情報入力で先に進めない不具合
Googleビジネスプロフィールの新規作成時の不具合が多数報告されています。
電話番号とウェブサイトを登録する画面で入力後に「次へ」のボタンを押しても次のステップに進めず、同じ画面で固まってしまうそうです。
モバイルデバイスでも状況は同じとのこと。
その後、Googleにより不具合の修正が行われ、問題は解決済みとのことです。
日本ではそのような不具合は発生していないようです。
参照:https://www.seroundtable.com/google-business-profile-setup-stuck-39129.html
<ユーザー向け Googleマップ新機能情報>
クチコミへのリアクションに新しいアイコン追加
Googleマップ、クチコミへのリアクションに新たなアイコンが追加されています。
これは、モバイルデバイスでGoogle検索、Googleマップで表示した際に利用できる機能です。
参照:https://www.seroundtable.com/google-local-reviews-expressive-reactions-39003.html
【海外・テスト】ナレッジパネル内にローカルパック表示
GoogleはGoogleナレッジパネル内に、「Places」というセクションの表示をテストしています。
これをクリックして展開するとマップとローカルパックが表示されます。
「ケーキ」という検索語句に対するナレッジパネル内で、概要説明や成分、レシピ等の情報と合わせて、近隣のケーキ屋の情報が「Places」内で表示されています。
日本語環境での表示は確認できていません。
参照:https://www.seroundtable.com/google-knowledge-panel-expandable-places-39020.html
ホテル検索で関連情報として「宿泊施設」を表示
Google検索でホテル関連の語句で検索した際に、検索結果に宿泊施設をカルーセル表示する新たな機能をテストしているようです。
画面では、ホテル名の検索結果で、ホテルのホームページに続き、展開可能なマップ、「宿泊施設」がカルーセル表示されています。
※”alojamiento”はスペイン語で、「宿泊施設」を意味します。
記事によれば、ヨーロッパで2024年から本格適用されたIT統制「DMA法(デジタル市場法)」への対策のためではないかと指摘されていますが、実際のところは不明です。

似たような関連情報の表示は、日本語の環境でも確認できましたが、新しい表示ではなく、以前からこのような表示はあったように思います。
参照:https://www.seroundtable.com/google-hotel-accommodations-carousel-39035.html