昨年12月よりGoogleアカウントのポリシーが更新され、長期間放置されたGoogleアカウントを削除する方針が決まり、2 年の期間内に使用されていない Google アカウントは無効とみなされるようになりました。
対象となるのは個人アカウントとして作成されたGoogleアカウントのうち、2年以上ログインがないものです（Workspaceなど有料で利用しているアカウントは対象外です）。
アカウント削除されたときの注意点
アカウントが削除されてしまうと、関連するGmail、Googleドライブ、Googleフォト、YoutubeなどGoogleのサービスのデータも削除されることになりますが、Googleビジネスプロフィールを管理する上でも注意が必要です。
Googleビジネスプロフィールを管理している「メインのオーナー」が放置アカウントとして削除されてしまうと、連鎖的にそのビジネスに紐づいている別のオーナー、管理者権限も停止されてしまい、情報更新、投稿、クチコミ返信など全ての管理権限を失う危険があります。
このような管理の場合は要注意
Googleビジネスプロフィールの管理委託を行っている会社などは、クライアント様が次のような管理方法をされている場合、そのリスクがある可能性があります。
- 店舗オーナー様がメインのオーナーとなっている。
- 管理はパートナー様に委任しており、店舗オーナー様は普段触っていない。
- GoogleアカウントがGmailアカウント（@gmail.comではない）以外で作成されている。（こちらの場合は普段からGoogleのサービスを利用していないので特に注意が必要です）
ビジネスプロフィールの管理権限が失われてしまうと、クライアント様には管理を委託しているパートナー様のミスだと認識されてしまうことも考えられますので、一度Googleアカウントの利用状況をご確認しておいてください。
アカウント削除の回避方法
アカウント削除・GBP管理権限削除の回避策は以下のものが考えられますので、ご参考にしてください。
クライアント様に定期的にGoogleアカウントの利用をしてもらう（ビジネスプロフィールでなくても、GmailなどなにかしらのGoogleサービスをログインして利用していれば問題ありませんので、最低でも1年毎にクライアント様に連絡を入れてログインしてもらうようにしたほうがいいです。契約は年契約でされていることが多いと思うので、その際にログインしてもらうようにするといいです。）
Googleビジネスプロフィールで困ったことや相談などございましたら、お問い合わせにてお気軽にご連絡ください。
