<ビジネスプロフィール管理者向け情報>
オーナー確認の動画認証にプレビュー機能
Googleビジネスプロフィールの動画認証で、提出する前に動画を確認できるプレビュー機能が加わったと、GoogleのLisa Landsman氏が告知しました。
自身の撮影した動画が必要な条件を満たしているか、事前に確認することで、非承認や再提出による時間のロスを減らすことを目的としているようです。
関連するアップデートとして、今年の2月から動画認証で非承認になった際に、通知メール内で非承認の理由が提示されるようになっています。
日本でもここ数年でオーナー認証のプロセスが厳しくなっており、電話やハガキでの確認できるケースが減り、動画認証を求められるケースが増えています。
このようなアップデートが告知されるということは、今後、動画での認証が主流になっていくということかもしれません。
参照:https://www.seroundtable.com/google-business-profiles-video-verification-video-previews-39283.html
【不具合・復旧済】ビジネスプロフィールの投稿欄が一時消失
4月23日から、Googleビジネスプロフィールの最新情報が一切表示されなくなる不具合が発生しました。
世界的に起こった大規模なもののようで、各国のローカルSEO関係者が報告しています。
日本時間で25日の朝頃から徐々に復旧し、現在は復旧が完了しています。
この件に関してGoogleの公式は発表はなく、不具合の理由などに関しては不明です。
参照:https://www.seroundtable.com/google-posts-go-missing-from-local-panels-39289.html
ビジネスプロフィールの動画認証に関するインタビュー動画を公開
Googleは、ビジネスプロフィールの認証プロセスに関するインタビュー動画を公開しました。
ビジネスプロフィールの認証分野の責任者にインタビューを行い、認証の課題や、アドバイスが紹介されています。
ローカルSEO担当者や中小企業がオーナー認証の難しさに直面している現実を把握しており、スムーズな手続きの一助となることを目的としているということです。
動画では、Googleが取り組んでいることとして、以下の点を挙げています。
・認証のサポート
・正当なビジネスが認証されやすく、不当なビジネスが認証されにくい仕組みを作る
認証の際に重視しているポイントとしては以下を挙げています。
・ビジネスが実在していること
・店名やカテゴリが一致していること
・申請者が実在すること
・ビジネスを運営する権限を持っていること
その他には、プロセスが複雑になってしまうことへの課題、動画認証プロセスの改善、正当なビジネスに対して起こる停止などの問題について、2025年の展望、動画認証を成功させるアドバイスが紹介されています。
回答者によると、正当なビジネスをなるべく早く簡単に承認し、不当なビジネスはしっかりブロックする、この両立が最大の課題であり、難所であるということです。
先にご紹介した認証時の動画プレビュー機能もその取り組みの一つだとのこと。
ビジネスオーナーへのアドバイスとして、動画認証ではなるべく多くの証拠となる内容を含めることを挙げています。
ビジネスオーナーを証明する例として、看板、店の車、営業許可書、店の厨房、スタッフエリア、鍵を使って開錠する、レジを開ける、仕事に使う道具など、通行人には撮影できない内容を含めることを推奨しています。
ビジネスが実在することを証明する例としては、店の外から周辺をぐるっと撮影する、道路標識や住所表示、近隣の店やランドマークを含めると良いとしています。
目印のないようなだだっ広い土地や、標識のない道では証拠が不十分だとしています。
参照:https://www.seroundtable.com/google-business-profiles-video-verifications-39301.html
【海外・テスト】クチコミのAI概要の新表示をテスト
Googleは、ローカルビジネスのクチコミのAI概要の新たな表示をテストしているようです。
ナレッジパネル内に表示される「Reviews」ボタンをクリックすると、クチコミのAI概要の画面に移動します。
日本ではこの現象は確認できず、海外でテストを行っているようです。
ナレッジパネル内の楕円形の「Reviews」アイコンをクリックすると、web検索結果の画面に移動し、最上部にクチコミのAI概要が表示されます。通常のリスト形式のクチコミは表示されていません。
検索バーを見ると「会社名+Reviews」と入力されています。
昨年11月に、GoogleはクチコミのAI概要を告知しましたが、そのときとは違う形式での表示です。
Googleが発表した表示例:
参照:https://www.seroundtable.com/google-links-reviews-local-panel-to-ai-overviews-39332.html
【海外・テスト】検索結果画面のAI概要に新表示
Google検索結果で表示されるAI概要に新たな形式が確認されました。
今回は、検索結果ページの右側、通常はナレッジパネルが表示されている場所にAI概要による説明が表示されています。
これが、ローカル検索に関連しているから、右側に表示されているのか、従来のナレッジパネルの代替として表示されているのかは不明です。
Googleはこれまでにも様々な形でAI概要を検索結果に表示しています。
検索結果の最上部に表示されるパターン、ナレッジパネル内に簡潔に表示されているパターンなどがありました。
日本語の環境ではこのような画面表示は確認できませんでした。
参照:https://www.seroundtable.com/google-ai-overviews-right-side-39340.html
<ユーザー向け Googleマップ最新情報>
【海外・テスト】ナレッジパネルに所要時間の表示
Googleのローカルナレッジパネル内に新しく、現在地からの所要時間を示す表示が確認されました。
住所のすぐ下に「Get There」または「From Your Location」の表記で検索者の現在地からの所要時間が示されています。


ここでは車移動の例が出ていますが、電車移動の時間の表示も確認されています。
日本ではこのような表示は確認できませんでしたが、この表示はまだテスト段階のようです。
このような、Google検索やナレッジパネル、マップの新表示のテストは頻繁に行われており、GoogleがUXの向上に取り組んでいることが分かります。
参照:https://www.seroundtable.com/google-local-panel-get-there-from-your-location-39266.html