【2025年5月】Googleビジネスプロフィールアップデート情報

目次

<ビジネスプロフィール管理者向け情報>

ビジネスプロフィールの編集拒否の通知が来るように

Googleでビジネスプロフィールのビジネス情報を編集して、その内容が拒否された場合に、Googleからビジネスオーナー宛てにメールで通知が来るようになったようです。

5月から始まっているようで、日本でも受信が確認できています。

メールには、拒否された編集内容と、ポリシー違反の内容が記載されています。

これまではこのような通知はなく、プロフィール内に「拒否されました」と表示され、編集前の内容に戻っていました。

参照:https://www.seroundtable.com/google-business-profiles-information-edit-rejected-39364.html

【バグ・解決済み】住所表示を切替できないエラーが発生

Googleビジネスプロフィールの住所表示を切り替える切替ボタンが一時機能しなくなるエラーが発生していました。

ビジネス情報、所在地とエリア内の「ユーザーにビジネスの住所を表示する」の切替ができず、住所の表示設定を変更できない状態でした。

※5月12日に修復が完了し、現在は通常に戻っています。

参照:https://www.seroundtable.com/google-business-profiles-show-business-address-39381.html

ローカルリスティングにいろいろなタグ表示が登場

Googleのローカルリスティング内にいろいろな新しいタグの表示が確認されています。

※弁護士事務所のプロフィールに「要予約」「オンライン予約」のタグ

※広告プロフィール内に、「クチコミを読む」タグ

※日本でも確認できた表示。ビジネスプロフィールの設定内容を反映しているものと思います。

参照:https://www.seroundtable.com/google-local-read-reviews-appointment-tags-39367.html

新機能リリース「What’s Happening」で最新情報をハイライト表示

Googleビジネスプロフィールの最新情報発信の新機能のリリースが発表されました。

「What’s Happening」という名前で、レストランやお店でキャンペーンなどの最新機能を投稿すると、プロフィールの上部に目立つように表示するものです。

利用方法は、以下の2つのいずれかになります。

①Googleビジネスプロフィール既存の「最新情報を追加」から投稿する

②SNSプロフィールをGoogleビジネスプロフィールと連携する

現在この機能はテスト導入中で、、アメリカ、イギリス、オーストラリア、カナダ、ニュージーランドの飲食店、モバイル限定で利用できるそうです。

今後どのように拡大されていくか、飲食店以外でも導入されるのかは現時点では不明です。

最新情報の投稿はGoogleビジネスプロフィール既存の機能ですが、その表示場所はプラットフォームによって違います。

マップアプリだと、後ろにある「最新情報」のタブ、検索だと、後ろの「オーナー提供」のタブ、PCだとナレッジパネルの下の方に表示されており、現在は目立つとは言えない場所に掲載されています。

今回のアップデートで最新情報が上部に掲載されるようになれば、キャンペーン情報の見逃しが減り、集客効果が期待できます。

ただ、表示する投稿をGoogleがどのように選定するかが不明なので、利用者側の調整が必要になるかもしれません。

参照:https://www.seroundtable.com/google-business-profiles-whats-happening-39403.html

Googleマップ2024年のユーザー投稿の統計報告:9.9億レビュー、7.5億写真投稿等

Googleは、2024年のGoogleマップにおけるユーザー投稿の統計を報告しました。

それによると、クチコミが9億9900万件、写真や動画が7億5200万件、場所の編集が9400万件に達したとのことです。

クチコミの多くは飲食店に集中し、次いで「ショッピング」「サービス」「レジャー、エンタメ」「ヘルスケア」「宿泊施設」と続いています。

報告の中では、ユーザー投稿の信頼性を維持するための取り組みについても言及されており、虚偽の投稿や、競合他社による投稿、有害なコンテンツに対する対策を引き続き強化するとしています。

参照:https://www.seroundtable.com/google-maps-2024-39423.html

【不具合情報】ビジネスプロフィールの右側ナレッジパネルが非表示に

5月中旬頃から、ビジネスプロフィールの表示の不具合が発生しています。

現在のGoogleビジネスプロフィールでは、管理画面が検索画面上に表示されますが、その際に画面の右側に表示されていたナレッジパネルの部分が空白になり表示されなくなっています。

Googleもこの状況を把握しており、修正に取り組んでいるとのことですが、6月初旬の現時点ではまだ解消されていません。

消えたナレッジパネル↓

従来の表示↓

注意点として、右側が表示されないことで、最新情報の修正と削除ができなくなっています。

新規投稿は、検索画面上部の管理画面から行いますが、修正と削除はこれまで表示されていた右側の投稿記事から行う仕様だったためです。

今回これが表示されなくなったことで修正と削除ができなくなりました。

「編集」と「削除」が消えている↓

従来はここから編集と削除が可能だった↓

【不具合状況のまとめ】

・発生はランダムで、正常に表示されるプロフィールもある

・表示されないビジネスでは、「最新情報」の投稿の削除と修正が不可

・検索窓で再度ビジネス名で検索すると表示される場合があるが、投稿の修正は依然不可

・現在Googleで修正中

参照:https://www.seroundtable.com/google-business-profiles-right-pane-missing-bug-39448.html

【海外】ビジネス名の更新が急増の報告

ビジネスプロフィールのビジネス名の更新が急増しているという報告がコミュニティ内で多数上がっています。

その中には、意図しない変更や誤字を含む変更が発生しているということです。

特に、「屋根修理業者」や「暖房・換気・空調業者」での変更が多いということです。

LSA(ローカルサービス広告)を利用しているビジネスでは、LSA上の名前とGBP上の名前の不一致が引き金になっているという指摘もありますが、正確なところは不明です。

※LSA(ローカルサービス広告)のサービスは、現在日本では提供されていません。

参照:https://www.seroundtable.com/google-business-profiles-name-change-spike-39464.html

【海外】パフォーマンスレポートに新指標「チャットクリック数」が登場

ビジネスプロフィールのパフォーマンスレポートに新たな指標「チャットクリック」が追加されているのが確認されました。

昨年から、ビジネスプロフィールの連絡先に「Chat」の欄が追加され、電話番号に加えてWhatsAppIDを登録できるようになりました。

「メッセージ」の機能終了を受けて開始した機能で、現在はアメリカを含む一部の国で利用可能です。

今回の新指標は、この「チャット」から連絡を受けた件数を記録しているものと思われます。

日本ではWhatsAppが普及していないこともあり、現在はまだ導入されていませんが、今後LINEとGoogleビジネスプロフィールの連携が正式に始まり、レポートにも指標が追加されれば、日本でも便利になるかと思います。

参照:https://www.seroundtable.com/google-business-profiles-performance-report-chat-clicks-39485.html

【日本・新機能リリース】グルメサイトのクーポンを表示

Googleは、5月28日に日本向けの製品アップデート情報を更新し、食べログなどのグルメサイトのクーポンをGoogleビジネスプロフィールへ掲載することを発表しました。

記事によると、飲食店のビジネスオーナーが楽天ぐるなび、ヒトサラ、食べログの予約サイトでクーポンを提供している場合、それらのクーポンがビジネスプロフィールでも表示されるようになるということです。

なお、表示される条件として、「グルメサイト上でGoogleにデータを提供している」「通常クーポン・ランチクーポンのみ掲載」「モバイル環境でのみ掲載」などがあるようです。

今後より詳しい情報や条件が明らかになれば、またこちらのブログでもアップします。

参照:https://blog.google/intl/ja-jp/products/explore-get-answers/business-profile-updates

AIを活用したGoogleマップの信頼維持に向けた取り組み:実績と消費者アラートの日本実装を発表

Googleは、5月27日に日本向けのプレスリリースを更新し、「AIを活用したGoogleマップの信頼維持に向けた取り組み」についてその内容と成果、今後の予定を紹介しました。

以下が主な内容です。

1.Geminiで詐欺を防止

AIを活用して、プロフィールの疑わしい変更などの動きを識別するモデルを開発、不正行為を発見し詐欺行為の未然防止に役立てるとしています。

2.不正な5つ星評価の防止

訪問していない人からの5つ星評価など、不正にビジネスの評価を操作する行為を的確に発見するためにAIを活用していくとしています。

また、「消費者アラート」といって、不正が疑われるクチコミをGoogleが削除した際に、ユーザーに知らせる機能がアメリカ、イギリス、インドですでに導入されていました。

この「消費者アラート」の機能を、日本を含む世界で展開していくと発表しています。

※正確な時期は明言されていません。

参照:https://blog.google/intl/ja-jp/products/explore-get-answers/google-business-profiles-ai-fake-reviews

<ユーザー向け Googleマップ最新情報>

【海外・テスト】ローカルパックに代わってAI概要を表示

Googleは検索結果の画面で、従来ローカルパックが表示されていた部分に、代わりにAI概要を表示するテストを実施しているようです。

海外で確認された事象ですが、「近くの~」という検索に対して、AI概要によるローカル情報の説明が表示されています。

AI概要を表示させる新表示は最近にも確認されています。

4月には、ローカル検索結果に、ナレッジパネルではなくAI概要が表示されたり、「クチコミを見る」をクリックすると、AIのクチコミ要約にリンクするテストなどが確認されています。

ローカルSEOの専門家たちからは、このようなアップデートはあまり歓迎されていないようです。

確かに、AI概要ばかりに誘導されてしまうと、本当に欲しい、生きた情報が得にくくなるような印象があります。

参照:https://www.seroundtable.com/google-map-pack-ai-overviews-39354.html

ローカルビジネスの「Q&A」の表示条件を更新

Googleマップの「質問と回答」の表示条件が変更されたようです。

これまで表示されていた場所から表示がなくなり、特定の条件下でのみ表示されるようになっているようです。

具体的には、以下のようになっています。

①ビジネス名を直接検索した際に表示されるナレッジパネルには表示されない

②Google検索のローカルパックから展開したプロフィール内には表示される

③Googleマップ内では常に表示される

参照:https://www.seroundtable.com/google-updates-when-questions-answers-39506.html

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