今回はディスプレイ広告についてのお話をしたいと思います。
WEB広告の中では割とメジャーな部門であるディスプレイ広告ですが、すでに使っている方も、これから使う予定のある方もディスプレイ広告のメリット、デメリットや使い方を学んで活用をいただければと思います。
ディスプレイ広告とは
ディスプレイ広告とは、webサイト上にある枠にバナーと呼ばれる画像や、テキストなど表示される広告のことを指します。
ディスプレイ広告のメリット
潜在層に配信ができるため商品やサービスを広めることができる
ディスプレイ広告の最大のメリットとしては、ニーズとして明確化をしていない（言語化できていない）層に対して配信を行うことができるため、商品やサービスの認知を広めることができます。
言語化ができない事がポイントであり、悩みや課題などキーワードとして検索ができていない層に対してニーズの掘り起こしを行うことが期待できます。
上記より商品やサービスの認知を広めることができます。
視覚的にアプローチができる
ディスプレイ広告はバナーとして、画像等で配信を行うことができるため、テキストで配信を行うリスティング広告と比較して情報量を多く伝えることができます。
また、ビジュアルで配信を行うため、商品やサービスのポイントやメリットなどを伝えることができます。
リスティング広告と比較してクリック単価が安い
ニーズが明確なリスティング広告と比較し、キーワードの被りが生じないディスプレイ広告は競合しあう可能性が下がるため、クリック単価は低い傾向にある。
リスティング広告の平均クリック単価が100円前後に対しディスプレイ広告は30円～40円で配信を行う事ができる。
ディスプレイ広告のデメリット
リスティング広告と比較してコンバージョン率が低い
ディスプレイ広告は潜在層に配信を行うことができる一方で顕在層には配信ができないためコンバージョン率が低い傾向にあります。
悩みや課題が明確化していないため、すぐに問い合わせや申込、購入まではつながりにくいのが理由です。
広告費の消化が大きく費用対効果が悪い
ディスプレイ広告は多くのWEBサイトに配信されるため、リスティング広告よりもクリックされる傾向にあります。多くのユーザーに配信されるため、広告費の消化が早いことや狙った層に配信を行うことが難しいため、無駄に消化をしてしまう可能性があります。
リスティング広告と比較すると費用対効果が悪化する傾向にあるためデメリットとして把握しておきましょう。
ディスプレイ広告の2大ネットワーク
リスティング広告とディスプレイ広告の違い
リスティング広告との違いは、大きくわけて3つあります。
1つ目は配信面が異なります。
リスティング広告が検索結果画面に配信されるのに対しディスプレイ広告はWEBサイトに配信されるため配信される箇所が大きくことなります。
2つ目はクリエイティブです。
リスティング広告がテキスト広告なのに対し、ディスプレイ広告はバナーで配信を行うため、ビジュアルで訴求を行うことができます。
文字だけでは伝わり切らない商材の特徴を分かりやすくアピールすることができます。
3つ目はリーチできる層が異なります。
リスティング広告はキーワードでの配信となるため、ニーズが明確な顕在層向けの配信に強い一方でディスプレイ広告は、言語化できていない潜在層に向けてビジュアルで配信を行うことができます。
ディスプレイ広告の基本情報
ディスプレイ広告の2大ネットワーク
GDN（Googleディスプレイネットワーク）
Googleが提携するサイトの他、Googleアドセンスを利用している200万以上のサイト、アプリに配信を行うことができます。
有名な提携サイトは、「食べログ」や「ライブドア」等があります。
YDA（Yahoo!ディスプレイ広告）
Yahoo! JAPANをはじめ、ヤフーと提携したパートナーに広告配信を行うことができます。
有名な提携サイトとしては、「朝日新聞」「東洋経済」等があります。
配信手法には大きく変わった点はないのですが、提携するサイト等が少し異なります。
3-2.クリエイティブの種類
ディスプレイ広告のクリエイティブ種類
レスポンシブ広告
画像＋テキスト（見出し・説明文）で構成されます。
画像やテキストを複数登録できるようになっており、複数登録を行うとGoogleが最適化をしてくれるため改善を行うことができます。
Webサイトに表示されるレスポンシブ広告のフォーマットには下記のようなパターンで表示されます。
・イメージ広告（バナーのみ）
・テキスト広告
・ネイティブ広告
ディスプレイ広告の課金方法・費用
ディスプレイ広告広告はクリック課金制であるため、該当バナーをクリックしてWEBサイトに行ったときに課金される仕組みになっています。
表示だけでは無料なので、チラシのように使うこともできますね。
また、クリック単価はリスティング広告と比較すると低い傾向にあり、
リスティング広告に比べ、費用は3分の1程度に抑えることが可能です。
ディスプレイ広告のターゲティング
関連したWEBサイトやメディアに配信が可能です。
ただ配信するだけではなく、飲食に関連したURLや興味関心に対しターゲティングを行うことが可能
広告配信エリアの指定が可能です。
店舗から何キロというかたちで店舗周辺で配信設定を行うことができます。
効果的にディスプレイ広告を効果的に活用する方法
ターゲティング設定を行いユーザーを絞る
潜在層にアプローチができる特徴ができる一方で配信が広がりすぎてしまうため適切なターゲットを行うことで広告の効果を高めることができます。
※ターゲットと絞りすぎてしまっても機会学習がきかなくなってしまう恐れがあるので注意ください
タグを設置して成果計測を行う
広告の効果を可視化するためコンバージョンタグの設置はするようにしましょう。
タグを設置することで成果計測が可能になり寄り一層広告の改善を行うことができるようになります。
※タグの設置には技術的な技術が必要になるため配信を不安な場合は当社までご相談ください
目的別に最適なクリエイティブを作成する
ディスプレイ広告は、ビジュアルでユーザーへ伝えることができる一方で情報を詰め込みすぎるとユーザーへ伝わりにくくなってしまいクリック率の悪化につながるため目的別で伝えるメッセージ（コピー）を変更するようにしましょう。
まとめ
ディスプレイ広告のメリット、デメリットを把握して、最適化できるように広告を配信していきましょう。
まず、どうしていいかわからない場合は弊社までご相談ください！
