Web広告業界は常に変化しており、最新のアップデートに迅速に対応することが広告運用者にとって不可欠です。本記事では、2024年1月の重要なWeb広告アップデートに焦点を当て、業界で活動するプロフェッショナルが知っておくべき最新情報をまとめています。
【Google 広告】動画リーチで新たにフォーマットが利用可能に
Google 広告で効率的なリーチを目標とする動画リーチキャンペーンを使用すると、インストリーム広告に加えてインフィード広告や YouTube ショート広告にも配信することができるようになりました。
Googleの調査によると、3 つの広告枠タイプすべてを有効にしたキャンペーンのテストでは、インストリーム広告のみの動画リーチ キャンペーンの場合と比べて、リーチが平均 54% 増加し、インプレッション単価は 42% 低下しました。
今まで以上にブランド認知度を高めることが可能になります。
引用元:https://support.google.com/google-ads/answer/14295416?sjid=17562797730006549006-AP
【Yahoo!広告】検索連動型ショッピングキャンペーン
Yahoo!広告において、検索連動型ショッピング広告の提供開始。
Yahoo!検索で商品情報などを検索した際に表示される「コマース検索」モジュールに、新たに商品情報を掲載できるサービスとなります。
■概要
昨年12月~提供開始※現状は正規代理店のみ配信可
商品フィードはLINEマーチャントのアカウントを使用
■掲載できない商材
アルコール、中古
薬機法で規制されるもの、CD、DVD、書籍、ゲームソフト、自動車・オートバイ、ペット。チケット・レンタルなど物販に該当しないもの等
■審査期間
キャンペーン作成~開始まで最大10日間
引用元:https://www.lycbiz.com/jp/news/yahoo-ads/20231204/
【LINE広告】トークリスト「動画」フォーマットが新たに対応
既に配信設定済みの広告フォーマット「動画」を、小さい広告枠にも配信できるようになります。
■推奨利用シーン
- 対象のフォーマットは「動画Card(16:9)」と「動画Square(1:1)」に加え、2/7リリース予定の新規広告フォーマット「動画(小)」となります。各フォーマットの詳細については、次々頁以降をご確認ください。
- 広告作成画面でのプレビュー確認が可能です
【LINE広告】広告フォーマット「動画」で小さい広告枠への配信設定が可能
既に配信設定済みの動画を、トークリストをはじめとする小さい広告枠にも配信できるようになりました。広告フォーマット「動画」の広告を作成・編集する画面で「小さい広告枠への動画配信を有効にする」をオンに設定すると、トークリストをはじめとする小さい広告枠へ動画が配信できるようになります。
【対応方法】
広告フォーマット「動画」を選択して「小さい広告枠への動画配信を有効にする」をオンに設定すると、小さい広告枠へ動画が配信されます。
【備考】
- 9:16のアスペクト比の動画には対応しておりません。
- 友だち追加広告には対応しておりません。
- パフォーマンスレポートで動画(小)の配信実績を確認できます。レポート形式で階層を「広告」と集計方法を「サイズ別」を選択いただく必要があります。
- 小さい広告枠へ動画を配信するための新規広告フォーマットは次頁の内容となり、2/7リリース予定となります。
【LINE広告】広告フォーマット「動画(小)」の追加
新たに広告フォーマット「動画(小)」が追加されます。
【備考】
- リリースは2/7を予定
- パフォーマンスレポートで動画(小)の配信実績を確認できます。■レポート形式で階層を「広告」と集計方法を「サイズ別」を選択いただく必要があります。
- 一括アップロードに対応します。
- 対応するキャンペーンの目的 ■ウェブサイトへのアクセス/ウェブサイトコンバージョン/アプリのインストール/アプリのエンゲージメント/動画の再生/リーチ
- 広告入稿内容 ■動画/タイトル(最大25文字)/長いタイトル(最大35文字)/ボタン/遷移先/リンク先URL(任意)
【LINE広告】商品フィードに商品セットという項目追加
LINE Dynamic Adsで登録する商品フィードに、商品セットという商品のグループ化機能を追加します。また商品セットを利用することで、LINE Tagの設置なしにダイナミック広告をご利用いただけるようになります。
【対応方法】
- 商品フィードを登録後に、商品セットを登録できるようになります。
- 広告グループで商品フィードの全商品か、作成した商品セットのどちらからユーザーに商品をレコメンドするか設定できるようになります。
【備考】
- 商品セットによる配信は、商品フィードの全商品による配信と異なり、異なる配信ロジックが適用されます。LINE tagのデータは利用されません。
- 商品セットを作成するには、商品フィードの「カスタムラベル」に入力が必要です。
【LINE広告】「入札額の上限を設定」の入札戦略の廃止
- 廃止時点で入札戦略「入札額の上限を設定」を利用している場合、「イベント単価の上限を設定」へ自動で設定が変更されます。(設定変更の際には設定中の上限単価がそのまま引き継がれますのでご注意ください。)
- アップデート予定日の1/29の18:00以降にアップデートが実施され、設定が継続されている場合、1/30中にかけて順次変更が適用される予定となります。「入札額の上限を設定」している広告グループでは該当時間以前に設定変更を頂き、1/29 18:00以降は上限価格や入札戦略の変更含めて、変更作業を行わないようご注意ください
- ※アップデート日時は変更となる場合がございます。
【まとめ】
ParaWorksでは、媒体各社から最新の情報をいただき広告運用の最大化をできるように日々インプットとアウトプットを繰り返しております。
運用中の課題や悩み、疑問点でも受付しておりますのでお気軽にご相談ください。