ビジネスプロフィールの画像登録機能がアップデート
Googleビジネスプロフィールの「写真」機能がアップデートされました。
以前のダッシュボードからのアップロード画面は廃止され、検索画面からアップロードする形式に変更になっています。
新しいアップロード画面では、写真のカテゴリ指定がなくなり、どのジャンルの写真も一括でアップロードするやり方になりました。
写真はGoogleの審査が通れば表示され、写真のカテゴリはAIにより自動で振り分けされます。
オーナーの投稿写真は自由に削除でき、ユーザー投稿の写真はGoogleへの申請が必要な点は従来と同じです。
AIによる振り分けが不正確な場合もあり、課題は残りますが、アップロード作業自体はとてもシンプルになり使いやすくなりました。
※新しい写真アップロード画面
参考URL:https://www.seroundtable.com/google-business-profiles-new-image-uploader-37139.html
関連検索をカルーセル表示するテストを実施
Googleは、検索結果画面に「関連性の高い検索」として、他のローカルビジネスの情報をカルーセル表示するテストを行っています。
日本での表示も確認されており、場所と設定カテゴリの情報を関連付けして表示されるようです。
※米国での表示例。地名とカテゴリ設定で紐付けられたビジネスが表示されています。
参考URL:https://www.seroundtable.com/google-related-searches-with-local-carousel-37165.html
Googleマップの「情報の修正を提案」の機能をアップデート
Googleは、Googleマップのビジネスリスティング内の編集を提案する機能を更新しました。
これは、一般ユーザーやローカルガイドがGoogleマップの情報を変更する際に使う機能で、Googleマップの各ビジネスのページから直接、情報の修正を提案できるものです。
Googleは、新しい操作方法により、編集がより簡単になり、Googleマップデータの更新に役立つはずだと述べています。
※新しい編集画面
Googleは、ローカルガイドが行った修正に対して、承認されれば5ポイント、「分からないが、間違っている」を選択した場合には1ポイント付与されることを併せて明記しています。
現在はAndroidで導入されており、iOSでも順次対応を開始するそうです。
日本ではこのような画面はまだ確認できませんでした。
Googleのヘルプページにも、新しい機能に関する記載はありませんでした。
参考URL:https://www.seroundtable.com/google-maps-updates-suggest-an-edit-workflow-37210.html
Googleビジネスプロフィールの管理者にAEDの登録を促すメールを送信
米国Googleは、ビジネスプロフィールの管理者に対して、自動体外式除細動器(AED)を登録するよう企業にメールを送りました。
PulsePointAEDマップに、AEDの設置場所として登録することで、近くで心肺停止の要救助者が発生した時に、救助者がAEDを簡単に見つけることができます。
PulsePointとは、世界的に運用されている要救助者と救助可能者をつなげるプラットフォームのことです。
これにより、Googleがビジネスプロフィール上にAEDのアイコンを表示する予定があるのかは現時点では不明です。
GoogleがビジネスオーナーとPulsePointの間に入って情報提供を行うことで、AEDマップへの登録が簡単になるということのようです。
日本における状況を確認しましたが、現在日本はPulsePoint対象外地域のようでした。
GoogleマップとAED登録の連携も確認できませんでした。
その代わりに、日本救急医療財団が運営する「全国AEDマップ」というものがあり、
AEDの購入者に登録が推奨されているようです。
参考URL:https://www.seroundtable.com/google-business-profiles-register-defibrillator-aed-37240.html
Googleマップの新機能を発表
Googleは、Googleマップの経路案内における多くの新機能を発表しました。
それらは、電車やバスなどの車に代わる移動手段、トラベル・インパクト・モデル、EV走行機能などに関するものです。
Googleによると、これらの機能はより「持続可能な選択」をするために役立つものである、としています。
ルート案内に関するアップデート
(1)車に代わる移動手段の表示
Googleマップのドライブルート案内では、近々、公共交通機関や徒歩での移動が車での移動ルートの次に表示されるようになります。これは、所要時間が同等かつ実用的である場合にのみ表示されます。
アムステルダム、バルセロナ、ロンドン、モントリオール、パリ、ローマ、シドニーを含む15以上の都市に導入されます。
(2) 電車とバスの料金表示
Google検索で列車の時刻表と料金を直接表示できるようになりました。世界38カ国の列車移動および、15カ国の長距離バスで利用できます。
この機能は以前からありましたが、今回Googleはこの対象地域を拡大しました。
(3)Googleフライトでの列車の提案
Googleフライトは、フライト検索の結果に列車のルート候補を表示します。
これは、Google検索でフライトの検索が行われた際に、Googleがすでに結果として表示している内容に基づくものです。この機能は今後数ヶ月のうちに導入される予定です。
(4)トラベル・インパクト・モデル
GoogleはすでにGoogleフライトで飛行による排出ガスの推定量を表示しています。
現在、Googleは、Google developer API、GoogleSheetsの拡張機能、TIMウェブサイト上での計算式を通じて、これらの推定値を提供しています。
EV関係のアップデート
(1) EV充電スポットの表示
Googleは、車載マップ用に近隣のEV充電スポットを大きく表示し、空き状況や充電速度に関する情報を提供を始めます。
(2) EV充電スポットのレビュー表示
EV充電スポットを実際に利用したユーザーのレビューのAI要約を表示して、ユーザーが充電スポットまで迷わずたどり着けるようにサポートします。
このレビュー要約を最新に保つことで、未だに活用されずにいる多くの充電スポットを見つけるのに大いに役立つはずです。
(3) 複数地点の移動、EV移動における充電スポットの提案
ユーザーが複数の経由地を含む移動を検索すると、車載Googleマップが必要な充電スポットを提案します。
この機能は、Googleが内蔵された車両を対象に、今後数カ月で全世界で利用可能になります。
(4)EV対応のホテル
Googleでホテルを検索する際の検索フィルターの中に「EV充電スポット」の有無が追加されます。
参考URL:https://www.seroundtable.com/new-google-maps-directions-travel-ev-features-37239.html
Googleマップの店舗トップページに「投稿」ボタンが出現
Googleマップの店舗トップページにカルーセル表示されているアクションボタンに、「投稿」というボタンが表示されるようになりました。
Googleマップのスマホアプリの画面を見ると、「経路」「ナビ開始」「予約」などのボタンに続いて最後に「+投稿」というボタンが確認できます。
このボタンをクリックすると、「評価とクチコミ」「写真や動画を追加」の2つのオプションが表示され、訪問したユーザーがクチコミや写真を投稿することができます。
参考URL:https://www.seroundtable.com/google-business-profiles-posts-button-search-37258.html
ビジネスプロフィールのメニュー作成時のコピー元を選択できるように
Googleビジネスプロフィールでメニューを作成する際に、コピー元のメニューの選択肢が表示され、選んだメニュー内容のコピーを作成できるようになりました。
現在、コピー元として表示を確認できているのは、既存のGoogleプロフィール、ウェブサイト、サードパーティのプラットフォームの3つです。
メニューのコピー機能は今年に入ってからすでに確認できていましたが、今回のように選択肢が提示されたのは初めてで、新しい機能のようです。
Googleのヘルプページにも以下のような記載がありました。
ビジネスのメニューソースが複数あることが確認された場合、メニューの選択肢と最終更新日時が [メニュー] タブに表示されます。ご希望のメニューを選択することで、そのメニューがビジネス プロフィールに掲載されます。
https://support.google.com/business/answer/9455840?hl=ja&ref_topic=11515691&sjid=13752973273438029917-AP
これにより、メニュー登録にかかる時間が大幅に削減できます。
参考URL:https://www.seroundtable.com/google-business-profiles-select-preferred-menu-source-37266.html